沖縄が好きで、沖縄の石にこだわりたく沖縄で採れる琉球石灰岩を中心に使用したモノ造りをしています。今は、手掘りで琉球石灰岩の石獅子を制作しています。
石獅子とシーサーの由来について
はるかエジプトに由来を持つ沖縄のシーサーはシルクロードを渡って中国から沖縄に伝わったようです。力の象徴、神的存在、守り神として、シーサーの概念や特質が民衆に広まるのは17世紀後半頃、日本では江戸時代徳川将軍家の統治下だった頃です。
シーサーと云うと陶製のものや漆喰シーサーなどが連想されますが、本来は災いを防ぐために村落の入り口に丈夫で頑丈な琉球石灰岩でできた石獅子を設置していました。以降、明治22年に赤瓦使用が解禁され民家に屋根獅子が瓦職人の手で作られるようになりました。それまでは赤瓦の建築は士族階級にしか許されてなかったのでシーサーは富の象徴でもあったわけです。
また、コンクリ屋根の普及とともにヤチムンサーが阿吽のシーサーを門柱に置くようになりました。何故、対になっているかの説はたくさんあります。家族を守る象徴として、お父さんお母さんを表現した。仏教の考えで阿吽にした。男は寡黙、女はおしゃべりといった沖縄の男女を表した。などなどあり、決してどの説が正しいということはなく地域ごとに違えば作者ごとに違います。元々、対という概念はなかったのですから沖縄の人の思いが後付され、今も沖縄独自の文化として愛され残されてきたのだと思います。
また、シーサーの名前の由来は沖縄でライオン、つまり獅子の事を指します。そして「獅子様」と呼ばれていたのが訛って「シーサー」と呼ばれるようになったのでないかと云われています。
シーサーと云うと陶製のものや漆喰シーサーなどが連想されますが、本来は災いを防ぐために村落の入り口に丈夫で頑丈な琉球石灰岩でできた石獅子を設置していました。以降、明治22年に赤瓦使用が解禁され民家に屋根獅子が瓦職人の手で作られるようになりました。それまでは赤瓦の建築は士族階級にしか許されてなかったのでシーサーは富の象徴でもあったわけです。
また、コンクリ屋根の普及とともにヤチムンサーが阿吽のシーサーを門柱に置くようになりました。何故、対になっているかの説はたくさんあります。家族を守る象徴として、お父さんお母さんを表現した。仏教の考えで阿吽にした。男は寡黙、女はおしゃべりといった沖縄の男女を表した。などなどあり、決してどの説が正しいということはなく地域ごとに違えば作者ごとに違います。元々、対という概念はなかったのですから沖縄の人の思いが後付され、今も沖縄独自の文化として愛され残されてきたのだと思います。
また、シーサーの名前の由来は沖縄でライオン、つまり獅子の事を指します。そして「獅子様」と呼ばれていたのが訛って「シーサー」と呼ばれるようになったのでないかと云われています。
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